吉田豊プロフィール

 

 学校教員時代に障がいのある子ども達との音楽活動で、音楽がその人自身を表現し、その音楽がまた人と人をつないでいくものであること実感。

2001年教職を辞してフリーの音楽療法士になった。以来、実践と学びを重ねて、実に楽しいミュージックライフを過ごしてきた。

これからは、実践のやり口はもちろん、様々な場面で僕が気づき、感じたことを、言葉でも幅広くお伝えしていこうと思います。

現在

  • 日本音楽療法学会認定音楽療法士
  • 村井楽器音楽療法教室講師
  • NPO法人三重音楽療法地域推進協会理事

経歴

- 学歴 -

  • 慶應義塾大学経済学部(1973年卒業)
  • 三重大学教育学部特殊教育特別専攻科(1988年修了)
  • 三重大学大学院教育学研究科(音楽教育専修2005年修了)

- 職歴 -

  • 26年間の学校教員
    (養護学校、小・中学校などで主に障害児教育を担当)
  • 2001年よりフリーの音楽療法士

研究履歴

  • 音楽活動のコミュニケーションモデルによる検討 ~知的障がい者自主グループでの実践から~ (2000年/音楽療法Vol.10/日本臨床心理研究所)
  • レット症候群児の自発性を促す音楽療法の可能性 (2000年/音楽療法国際フォーラムー岐阜 /全日本音楽療法連盟ほか)
  • 超未熟児で生まれたNとの二者関係の成立過程 2003年/第2回音楽療法学会学術大会(兵庫)
  • 〈臨床の知〉による音楽的経験の一考察 ~青年期退行ダウン症の事例から~ (2004年/日本音楽療法学会誌4巻1号/日本音楽療法学会)
  • 教育相談におけるアセスメントとしての音楽活動の意義 2006年/第6回音楽療法学会学術大会(仙台)
  • 音楽的対話におけるギターの活用 (2007年/第6回音楽療法学会学術大会(仙台)
  • 長期ひきこもりから脱しつつあるAへの音楽療法(2008年/第8回音楽療法学会学術大会(川崎)
  • ブルシアの力動モデルの検討~音楽的経験の領域的特性と水準への着目~ 2008年/日本音楽療法学会東海支部研究紀要/日本音楽療法学会東海支部
  • 内閉離脱における歌の創作とその作品化の意義~統合失調症で長期間ひきこもったAの事例を通して~(2009年/日本音楽療法学会誌9巻2号/日本音楽療法学会)
  • 自閉症青年Aのギターによる即興弾き語り 2009年/第9回音楽療法学会学術大会(松山)
  • 音楽療法における理論的位置づけと実践の方向性~ブルシアの理論モデルによる検討~ 2010年/感性工学第9巻2号/日本感性工学会
  • アンジェルマン症候群児の楽器操作を促す音楽療法 2011年/第10回日本音楽療法学会東海支部大会
  • 楽器店の音楽療法に音楽療法士と講師の連携 2012年/第12回音楽療法学会学術大会(宮崎)
  • 月例コンサートのコミュニティ音楽療法的意義 2013年/第12回日本音楽療法学会東海支部大会
  • MUSIC STORE AS AN "ARENA" FOR COMMUNITY MUSIC THERAPY(2014 /14th World Congress of Music Therapy(Viena and Krems an der Donau, Austria)
  • ヌーナン症候群児Aへのギター奏を軸に据えた音楽療法~個人セッション・コンサート・バンドの組み合わせ~ 2015年/第14回日本音楽療法学会東海支部大会
  • バンド活動のコミュニティ(CoMT)音楽療法としての意義 2015年/第15回日本音楽療法学会学術大会(札幌)

  • コミュニティ音楽療法の提起するもの―一地方楽器店に拠点を置いた実践を通して考えるー(2015年日本音楽療法学会誌15巻/1・2号)

  • 統合失調者Aの回復過程における音楽活動の意味 2018年/第18回日本音楽療法学会学術大会(高松)