「うただま」と「胸キュン」

「『うただま』の経巡り」では、僕がオアイテと出会う→音楽する→音楽しながら何かオモシロイと感じる→つまりそのオアイテと僕との間で、それまで思ってもなかったような感じの音楽を体験する、というようなプロセスを一所懸命に書いてみました。

 

 まあ「うただま」なんて造語でなくても、音楽で胸がキュンとなるような体験と言えば、どなたでも、ご自身の体験と照らし合わせて受け止めていただけるのかなあ、と考えてます。

 「胸キュン」は、突然やってくる、言葉では言い表したり伝えたりすることが難しい、でも感覚的には、とても確かな実感を伴っている、往々にしてほかの人とは簡単には共有できない自分だけの体験として、感じられる・・・・・。ほかにもいろいろ特色はありそうですが、そういう実体験を「音楽で胸キュン」と捉えることができるような気がします。

 好きなアーティスト、大好きな曲だから、いつもこの「胸キュン」がやってくるとも限らないんじゃあないでしょうか。

 胸に刺さるような感じ、そしてじわっと体中に広がる感動、そんな感覚の体験です。

 

 プロのミュージシャンなら、聴衆にいつだってこの「胸キュン」を届けたい。そのなるようにあらゆる仕掛けめぐらすかも知れません。でも、「胸キュン」は一方が作って相手に届けるものじゃなくて、その間で起こるんですよねえ…。

   実は、「うただま」でもそこが一番言いたいことだったのかも……。

 

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コメント: 4
  • #1

    fujii (水曜日, 06 7月 2022 12:46)

    当初は、小説・物語を読む雰囲気で読んでいましたが、読み進めていくうちに、これは吉田豊さんの生き様・人生哲学であると共に、吉田豊さんと一緒に関わった一人一人の人生の物語であることを考えさせられました。そして、その物語は今も続いていることの重みを感じています。無理に頑張らなくて良いよ‼️今のままのあなたが素敵なんですよ❣️

  • #2

    まんどろ (水曜日, 06 7月 2022 13:41)

    ありがとうございます。そんなふうに読んでいただいて、じわーッと、嬉しいです。

  • #3

    fujii (水曜日, 06 7月 2022 15:28)

    お返事ありがとうございます�コメントの仕方が分かりました。
     こんな時代になっているんですね�

  • #4

    まんどろ (水曜日, 06 7月 2022 16:30)

    分かったところで、これに懲りずに、また時々、お願いしますね!